YZF-R1Mに乗ってみました!
梅雨が明けた途端に
この暑さ
なかなか思うように
体が動かず愚痴ばかりです。
今回はヤマハ発動機販売の
ご厚意により
YZF-R1Mと言う
ヤマハ最新の技術を投入した
一番高価な車両を貸して頂きました。
久々に胸躍るバイク
かと言ってサーキット走行では有りません。
今回のテーマは
「街乗りでも快適に走れるか」
暑いし僕のスケジュールの都合で
夜明けの都内を
一時間ちょっとのショートコース
それでもYZF-R1Mの楽しさを
味わうには十分でしたね。
まずはポジション
歴代のR1を乗った事があれば
違和感は感じないと思います。
ハンドルのタレ角や
シート、ステップ位置
僕はこのポジション好きです。
足付きは歴代の中でも悪い方でしょうか。
僕の短い足だとふくらはぎにステップがささります。
まあ信号待ちだけと割り切りが必要ですね。
僕が乗る前に懸念していたのが
この電子スロットル。
正真正銘ケーブルレスになったので
違和感を感じないかと思っていたのですが
杞憂に終わりました。
ここまで適度な操作感は
開発陣にエールを送りたいくらいです。
ブレーキはやはり最上級と言わざるを得ません。
最高のタッチと握り込めばその分効きが増してくる
このストッピングパワーは
サーキットでも最大の武器になる事でしょう。
電子制御オーリンズに関しては
まず乗り心地が良い事
コーナリングは安定感有りすぎる程です。
荒れた路面、特に段差が激しい路面では
キックバックが来る事も有りますが
総じて動きが良くさすが電子制御
MT-09SPとは少し違う気がします。
カーボンカウルも
雰囲気が良いですね
こんなの見るとゾクッとします。
エンジンは
言うまでも無く最高ランク
相変わらずメカノイズは煩いですが
これ以上のパワー感は他には無いですよね。
燃費は見ての通り
計算すると約16km/L
このパワーを考えると良い方ですよね。
ですが、これは僕の私感ですが
発進時は気を使います。
ユーロ5の排ガス対策なのか
アイドリング+アルファぐらいの
トルクが薄いなと感じました。
クラッチミートでギクシャクし
実は坂道でエンストという失態。
ここが唯一のウイークポイントかと思います。
僕はPWR-1にしてようやく良い具合になりました。
好き勝手な事を書いておりますが
少しでも参考にして頂ければと思います。
遊び道具としては
だいぶ高価ですが
楽しさや満足感は最高ランク
あとひとつ
ウイークポイントが有りました。
このバイク相当な熱量
耐えられず一時間で帰ってきたのが本音
歴代のR1の中でも特別かも知れません。
それでも楽しかったですよ。
大場より。
※8/8追記
問い合わせが多い為
追記致します。
YZF-R1Mは現時点では
メーカー完売となっており
取扱店の在庫分のみとなってしまいます。
当店では在庫は惜しくも有りません。
ですがYZF-R1(R1Mではない方)は
9月30日まで受注生産となり
約3~4か月掛かりますが注文可能です。
QS(クイックシステム)のお話をするのを忘れてました。
とても良く出来たシステムです。
アップ側もダウンシフトも今までに無い
シフトタッチになってます。
特にダウンシフトはスリッパークラッチと
相まってウルトラスムーズです。
スイッチ感覚で僕等古い世代は
ミッションこれで大丈夫か?
なんて思ってしまいます。
過大なエンジンブレーキが掛からないので
サーキットでは楽しそうですね。