明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は川口市並木でのYSP西川口から
数えて開業40周年になります。
皆様のお力添えいただいたおかげで
これまでやってこれたと思っております。
特別な年と言う事では無く
平常心を持って皆様の
お役に立てればと思います。

また今年も日帰りツーリングや
一泊ツーリング等も計画しております。
日程決まり次第ご報告致します。

では改めまして
今年も宜しくお願い致します。
店主 大場

MT-09 Y-AMT

もう12月だと言うのに
暖かい日が有ったり
極端に寒い日が有ったりと
昨年より寒暖の差が激しい気がします。
出掛けるのも空模様しだい
計画をちゃんとしないと
快適なツーリングとはいかないですね。

今年最大の話題になったのが
MT-09のオートマチックモデルです。
今までのFJR1300のASモデルと
似て異なるモデル
いや、正常進化したモデル
と言えましょうか。

僕もやっと時間が取れて
ようやく試乗報告出来る事になりました。
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少し暖かくなった午前中出発
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せっかくのオートマなので
高速は乗らずに街中をATモードで
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ブラブラと走る事に・・・

当たり前ですが
エンストも気にせず
シフトペダルは無いので
チェンジ操作は一切無く
アクセルとブレーキ操作だけ
今まで経験の無い走行フィーリングです。
勝手にシフトアップ、ダウンするのですが
あまり違和感は無かったです。
淡々とシフトチェンジしますし
アクセル開度に応じて回転を引っ張って
シフトアップもしてくれます。
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FJRのシフトアップは自分でアクセルを戻して
シフトアップしなければなりませんでしたが
Y-AMTは余計なアクセル操作は要らず
開ければシフフトアップ
閉じればシフトダウンを
バイクが勝手にやってくれます。
自分だったらここでシフトアップ!
というタイミングでチェンジしてくれてる
開発陣もさすが良くやったと思います。

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かなりの便利機能ですが
ある程度年齢を重ねると
この便利さを否定してしまうかも知れません。
やはり自分をジジイだと肯定してしまうのと
「軟弱者!」とまわりに言われそうですね。
FJR1300ASが出たての頃そう言われてました。

クラッチを気にせず乗れたのが良かったのか
乗り心地が良い事に気付きました。
路面のギャップの収まりが良く
特にお尻がバタつかず突き上げ感が
無いように思います。
スイングアームは変わり無いので
恐らくレバー比とサス自体が変わってるのでしょう。
今までのMT-09で一番ではないかと思います。

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燃費は街中のみとしては
まあまあなところ
高速を使ったツーリングであれば
もっと期待できるでしょう。

FJR1300ASのY-ACCより進化し
尚且つMTモードで
攻めのシフトチェンジも出来る
Y-AMT
今後出て来る2気筒シリーズにも
期待できると思っております。
ただ値段が気になるところ
価格差がもう少し無くなれば
もっと多くの方が
楽な思いが出来るはずです。

今回乗ったのは当店で用意した試乗車。
気になる方は試乗してみて下さい。
これも有りだなと思ってもらえるはずです。
大場より。

エクスクルーシブモデルについて

一月も半ばが過ぎましたが
いつもの冬より
寒暖の差が激しいですね。
皆様、体調管理くれぐれも
お気を付けください。

さて今回のお話は
お問い合わせの多い
エクスクルーシブモデルについてです。
なんだそれと言う方も多いと思いますが
YSPと一部の販売店しか取り扱えないモデルとなります。
車種で言うと
・YZF-R1/R1M
・MT-10/SP
・XSR900
・YZF-R7
・TENERE700
このようなラインナップです。
何が言いたいかと言うと
このエクスクルーシブモデルは
各販売店の店舗在庫のみの商品となります。
他の販売店に無い代わりに取り扱い店には
各モデル生産の度に色や台数を指定される商品となります。
なのでメーカー在庫の商品とは異なります。
店舗に在庫が無ければ次の生産を待たなければなりません。
年に数回生産が有るモデルならば良いのですが
YZF-R1やMT-10などは年に一回ぐらいです。
メーカーの余剰在庫をなくす目的も有ると思いますが
欲しい時に在庫が無い可能性が有る各モデル
当店でもTENERE700などは白が在庫有りません。
いまだ今年の生産計画が出ていないモデルも有りますので
お早めにご相談頂きたいと思います。

当店の現在の在庫状況はコチラです。

是非皆様ご一考の程
宜しくお願い致します。
大場より。

ちょっと滝を見に

やっと朝晩涼しくなり
バイクで出掛けようかな
などと皆さん思うようになったかと・・・
という訳で
久々にテネレ700に
乗って来た次第です。
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また早朝
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こんな時間に出発です

当然混んでいる訳も無く
マイペースで走ります。
目的地も近場なので
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朝日を浴びながら
ゆっくりツーリングを楽しみます。
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陽が高くなると
雲も無くなり
気温が上がり
あれっ夏の日差しに・・・
予想通りメッシュジャケットで
正解でしたね。

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今回はマイナスイオンを浴びに
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秩父華厳の滝に

久々の秩父
それでも予定より
早く着いちゃいました。
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そこそこの上り坂と
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人が一人通れるくらいの
砂利道を進むと
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音と共に滝が出て来ます。
僕のカメラテクでは
良い具合に写りませんね。
結構滝のそばまでいけるので
小さいですが迫力有ります。
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少しばかりの滝壺

何でここなのかと言うと
この前までやってたドラマのロケ地らしい
ここにゴムボートを入れた事に感心します。

マイナスイオンが気持ち良い。

しばらくして
なんか視線を感じると・・・
なんと上に
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見えずらいでしょうが
可愛いお顔の不動尊。
上まで登れるのでお参り
なんか得した気分。

暑くならないうちに
帰れる予定でしたが
想定外の暑さに

残暑がまだ残ってました。
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遅い朝食を取り
家路へ

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秩父なので
当然距離も伸びず
でも
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良い具合に
慣らし運転終わりました。

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燃費は相変わらず好調
20キロ台後半は
700ccだからこそですね。

相変わらずの
ジジイの早起きツーリングでしたが
余裕を持った時間の使い方が出来たと思います。

次はもうちょっと遠くへ
美味しいものでも
食べに行きましょうか。
早くしないと山は寒くて
入れなくなってしまいますからね。
大場より。

梅雨の合間にR7

この前の定休日
梅雨にしては
珍しく晴れ予報でしたので
この時期恒例の
朝一ツーリングに行って来ました。

今回の相棒は
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当店のレンタルバイクです。
僕のテネレ700と同じ
二気筒700ccエンジン
久々の本格的スーパースポーツ
ミニサーキットでは経験が有るのですが
一般道ではどんな走りをするか
期待してしまいます。

何処に行こうか散々悩んだ挙句
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東名に乗ってました。

よって
僕にとって聖地
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箱根へ

みなさまおなじみのターンパイクでは無く
御殿場で降りて
箱根スカイラインから
芦ノ湖スカイラインが僕のコース。

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ここまで来ると
やはり涼しい
来た甲斐が有ります。
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どうしても僕としては
前に乗ってた03モデルのYZF-R6と
比較してしまいます。
(だいぶ昔の話ですが)

ステップ位置は違和感無く
ハンドルもグリップ半分ぐらい
遠くなったかなぐらいですかね
以外と攻めのポジションのR7
足付きは僕の短足でも大丈夫で
車体が軽いのが安心感につながり
クラッチも軽いので女性ライダーにも
好評なのがうなずけます。
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早朝と言う事も有り
誰もいないので
集中して走れました。
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もちろんこちらも気にしつつです。

MT-07より少しばかり
剛性バランスをチューニングしたフレームや
リジットになったステップ廻りで
下半身でのコントロールがしやすく感じます。
エンジンは3~5000回転の
実用域は扱いやすく
そこからさらにアクセルを開ければ
パワーが乗ってくる感じのエンジン。
高回転からのアクセルオフだと
バックトルクが結構掛かるので
スリッパークラッチが必須なのかも知れません。
肝心のコーナリングは
フロントブレーキを残しつつ倒し始め
セルフステアは穏やかで
リヤタイヤのグリップを感じながら
フロントがスッと向きを変える
僕の好きなニュートラルなハンドリングでした。
タイヤの特性も大いに関係有るのでしょうね。
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サスペンションもゴツゴツした感じも無く
良く動いてくれて
総じて乗り心地は良かったです。
フロントブレーキも秀悦で
ブレンボマスターは伊達では無く
握れば握る程効いてくれます。
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ずっと曇りでしたので
景色は楽しめなかったですね。

帰りの高速も気持ち良く
法定速度だと気にならない振動が
速度を上げると気になってくるかな程度で
直進安定性も問題無しです。

半日ほど楽しませてもらいましたが
いまさらながら
ヤマハらしいスーパースポーツを
作ってくれたなと言う感じです。
R6との違いは速く走るのでは無く
「自分のスキルで楽しく走る」
これに尽きると思います。
ギアを間違えても軽い車重と
粘りの有るエンジントルクで
難無く走れてしまうR7でした。
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トータル280km走行で
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燃費は26.5km/L
峠を2、3速で走っての燃費なので
ウチの三気筒よりだいぶ良いです。

唯一気になったのが
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僕の目線だとクラッチワイヤーで
メーター下部の
インフォメーションが見えない事。
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左スイッチで切り替えが出来るのに
残念ながら見えませんでした。
これは身長差で解決出来る事案とでも言いましょうか。

それと最後に

今回のツーリングで失敗したのが
帰りの首都高で山手トンネルに入ってしまった事
とにかく「暑い」です。
メーターには外気温46°Cの表示。
車の流れが良かったので助かりましたが
渋滞してたらと思うとゾッとします。
それとバイクにも相当負荷が掛かります。
特に空冷のオートバイはオーバーヒートが心配です。
遠回りになりますが、そのまま都心環状線まで
行った方が体にもバイクにも良さそうですね。
これからまた暑い暑い夏になります。
皆様も「山手トンネル」は
お気を付けください。

以上、大場より。