ＸＪＲ１３００最終入荷！
いよいよやってきました
あのモデルの最終入荷の
お知らせです。
一世を風靡した
ヤマハ車
空冷四発最大排気量
ＸＪＲ１３００です。
４０～５０代の
僕等世代の方々には
思い入れが多いモデルだと思います。
かのＦＪ１２００の流れを受け継ぎ
ＸＪＲ１２００がデビュー
実は日本オンリーでの発売で
輸出は考えていなかったモデル。
なので日本人体型に合わせての設計で
ハンドルをフルロックしても肘に余裕が残り
マシンコントロールしやすいように作られている。
もちろん足付きも考慮した車体でした。
海外、特にヨーロッパでの強い要望により
輸出を始めた経緯が有りましたね。
初期型はネイキッドモデルのくせに
熱に弱く（ＦＪ１２００はカウルで空気の流れが良かった）
マイナーチェンジの度に熱対策が施されました。
オイルクーラーの容量アップや
メインジェットを大きくしガソリンで冷やすなど
大排気量ゆえの課題が出てきては
それを克服するという人間味のあるエンジンでした。
ＸＪＲ１３００でメッキシリンダーになり
エンジン音が格段に静かに
そして吹け上がりもスムーズになりました。
この頃には熱対策もバッチリで
熱ダレなども良くなっていた記憶が有ります。
歳を負うごとに熟成を重ねた
まさにミドルエイジ的なモデルです。
無くなってしまうのは
本当に惜しいモデルですが
末永く付き合って頂きたいＸＪＲ１３００です。
是非この最後のモデル
よろしくお願い致します。
大場より。
