梅雨の合間にR7
この前の定休日
梅雨にしては珍しく晴れ予報でしたので
この時期恒例の
朝一ツーリングに行って来ました。
今回の相棒は
当店のレンタルバイクです。
僕のテネレ700と同じ
二気筒700ccエンジン
久々の本格的スーパースポーツ
ミニサーキットでは経験が有るのですが
一般道ではどんな走りをするか
期待してしまいます。
何処に行こうか散々悩んだ挙句
東名に乗ってました。
よって
僕にとって聖地
箱根へ
みなさまおなじみのターンパイクでは無く
御殿場で降りて
箱根スカイラインから
芦ノ湖スカイラインが僕のコース。
ここまで来ると
やはり涼しい
来た甲斐が有ります。
どうしても僕としては
前に乗ってた03モデルのYZF-R6と
比較してしまいます。
(だいぶ昔の話ですが)
ステップ位置は違和感無く
ハンドルもグリップ半分ぐらい
遠くなったかなぐらいですかね
以外と攻めのポジションのR7
足付きは僕の短足でも大丈夫で
車体が軽いのが安心感につながり
クラッチも軽いので女性ライダーにも
好評なのがうなずけます。
早朝と言う事も有り
誰もいないので
集中して走れました。
もちろんこちらも気にしつつです。
MT-07より少しばかり
剛性バランスをチューニングしたフレームや
リジットになったステップ廻りで
下半身でのコントロールがしやすく感じます。
エンジンは3~5000回転の
実用域は扱いやすく
そこからさらにアクセルを開ければ
パワーが乗ってくる感じのエンジン。
高回転からのアクセルオフだと
バックトルクが結構掛かるので
スリッパークラッチが必須なのかも知れません。
肝心のコーナリングは
フロントブレーキを残しつつ倒し始め
セルフステアは穏やかで
リヤタイヤのグリップを感じながら
フロントがスッと向きを変える
僕の好きなニュートラルなハンドリングでした。
タイヤの特性も大いに関係有るのでしょうね。
サスペンションもゴツゴツした感じも無く
良く動いてくれて
総じて乗り心地は良かったです。
フロントブレーキも秀悦で
ブレンボマスターは伊達では無く
握れば握る程効いてくれます。
ずっと曇りでしたので
景色は楽しめなかったですね。
帰りの高速も気持ち良く
法定速度だと気にならない振動が
速度を上げると気になってくるかな程度で
直進安定性も問題無しです。
半日ほど楽しませてもらいましたが
いまさらながら
ヤマハらしいスーパースポーツを
作ってくれたなと言う感じです。
R6との違いは速く走るのでは無く
「自分のスキルで楽しく走る」
これに尽きると思います。
ギアを間違えても軽い車重と
粘りの有るエンジントルクで
難無く走れてしまうR7でした。
トータル280km走行で
燃費は26.5km/L
峠を2、3速で走っての燃費なので
ウチの三気筒よりだいぶ良いです。
唯一気になったのが
僕の目線だとクラッチワイヤーで
メーター下部の
インフォメーションが見えない事。
左スイッチで切り替えが出来るのに
残念ながら見えませんでした。
これは身長差で解決出来る事案とでも言いましょうか。
それと最後に
今回のツーリングで失敗したのが
帰りの首都高で山手トンネルに入ってしまった事
とにかく「暑い」です。
メーターには外気温46°Cの表示。
車の流れが良かったので助かりましたが
渋滞してたらと思うとゾッとします。
それとバイクにも相当負荷が掛かります。
特に空冷のオートバイはオーバーヒートが心配です。
遠回りになりますが、そのまま都心環状線まで
行った方が体にもバイクにも良さそうですね。
これからまた暑い暑い夏になります。
皆様も「山手トンネル」は
お気を付けください。
以上、大場より。