TRACER900GT 走って来ました。
まだ残暑厳しい中ですが
当店でも
いまだ問い合わせの多い
走り込みしてきました。
さすがに昼間は暑いので
こんな時間に出発
メーター上の外気温は25度
涼しい中出て行く事に
東北自動車道を小一時間
乗り心地は良いのだが
少し気になってしまったのが
「腰高」なところ
ロングスイングアームになったので
前モデルMT-09TRACERと比べるとだいぶ高く感じてしまう。
これは全モデルと乗り比べないと判らないと思います。
そこで手を付けたのが
リヤサスのイニシャル調整
前モデルには無く簡単にダイヤルで調整出来ます。
もちろん最弱に調整
これが功を奏し、やっぱりと言うか
足付きが良くなり、更に良く感じたのが
前後のバランスがMT-09TRACERに近くなった事
前モデルに慣れてる僕としては
このバランスが居心地が良い
あとは荷物やタンデムに合わせてイニシャル調整すれば良いだけ
工具がいらずダイヤルで調整出来るので便利ですね。
最弱が良いというのは
僕がそう思っているだけで
これがベストとは言いません。
自分の身長や体重に合わせて調整頂きたい
フロントの接地感が希薄と感じれば
強くすれば良いだけですし
僕としてはお尻下がりだとしても
峠でもちゃんとセルフステアが効いていたので
不安感無く走る事が出来ましたね。
高速のウインドプロテクションも進化しており
前モデルから比べると簡単にシールドが
上げ下げ出来るようになりました。
僕の座高(身長約170cm)ですと
一番下で肩から上に風が当たります。
一番上でヘルメット上部に当たる程度までになります。
風圧はFJR1300ASとは違い
スピードが上がるにつれ風の当たり方で
速度域が判る感覚です。
進化してはいるものの
FJRみたいにスピード感覚が無くなるような
包まれ方では有りません。
ちゃんと風が感じられます。
全体的にみると
リヤサスの使い方が肝のようです。
うまく使えば足付きや快適な走りに繋がる事でしょう。
装備は文句無しなので
ユーザーの楽しみ方しだいですね。
最終目的のプリンを買って帰って来るという
行程約360kmのプチツーリングでしたが
TRACER900GTが
前モデルMT-09TRACERに装備を
ただ充実させただけでは無いですね。
ハンドル幅からしても
それなりのコストを掛けて作ったモデルでした。
軽さゆえの挙動の速さと
軽さゆえのバランス
かなり熟成が進んだようです。
只今ツーリングモデルで一押しのモデル
気になる方は御来店下さい。
ここに書けない事も有りますので。
改めて、もう一回他のモデルと
比較したいと思います。
ツーリングモデルは軽さか重さ
どちらが重要になるか。
まあ好みになってくるとは思いますが。
考えどころですね。
大場より。