MTシリーズそれぞれの個性を再考・・・
先日の販売店向け
試乗会で
改めてMTシリーズの
乗り味を確かめて来ました。
短時間では有りましたが
同じシチュエーションで乗り比べた事で
各モデルを再確認出来たと思います。
まずはMTー09から
このクラスでの圧倒的な軽さと
三気筒の有り余るパワーに慣れるのに
時間が掛かってしまいました。
この独特なポジションのせいで
アクセルを開けすぎた時の
フロントタイヤの接地感が無くなる感覚
やはり乗り手を選ぶオートバイで
冷や汗が出ることも・・・
個性的なオートバイを好む方には最適でしょう。
僕個人の意見としては
YZF-R25のほうがコーナリングの
楽しさはは上かなと思ってしまう程でした。
次は気になるMT-09TRACER
コチラは優等生
この吹け上がりのスムーズさは
車重が増えた影響だけでは無いはずで
上手くこの三気筒を調教したものと思われます。
ワイドオープンすればMT-09と同じく鋭い加速ですが
パーシャルが使えないMT-09よりも
TRACERのほうが扱いやすい。
急な入力をしなければしなやかに動くサス
豪華装備と相まってひとクラス上の
上質な乗り味に仕上がってます。
ツーリングをメインにオートバイを楽しんでる方には
最適な大人の一台と言えるでしょう。
このハンドル幅とポジションは
膝を出すのを拒みます。
そしてMT-07
このMTシリーズの中で
一番馴染みやすい
軽量コンパクトを武器にして
コーナリングラインを自在に操るイメージ
絶対的なスピードはMT-09に敵わないかも知れないが
ストレートで離されてもコーナリングで差を詰める
なんて事が可能かも知れません。
このパワー感とポジションは
大型バイク初心者や僕のようなオジサンライダー
に最適な一台と言えます。
小柄な女性ライダーが
過剰なパワーに四苦八苦してる
スーパースポーツを追いかけ回す。
なんて事が起こりうるかもしれませんね。
僕の中では好感度一番なMT-07です。
以上、僕の好き勝手なインプレでは有りますが
少しでもオートバイ選びの参考になればと思います。
大場より。