先月20,21日、豪雨に見舞われた方も多かったと思いますが、私たちは福島へ足を伸ばし、林道ツーリングを泊りがけで楽しんでまいりました。
かく言う私たちもしっかり雨に降られておりました。そろそろ入社1年、他称雨男 やまぐちです。
1日目。
集合は東北道 佐野SA。
やはりこの季節はバイクが多い。三角に区切られた二輪スペースにはバイクが所狭しと並んでいました。
そこから休憩なしで白河IC、那須の自然を堪能しつつ
本日最初の林道へ。
『お前そんなデカイので大丈夫なのか?』などと言われながらも、ここまで来てしまったし・・・と思いつつ、先頭の導くまま林道IN!
勢い良く飛び込んだ先はまさかの・・・
ごろつき岩林道。
ででーーん。 やまぐちーテネレーアウトー!
なんとか転倒せずに上りきりました・・・。
こんなときはやはりセローやWRが恋しくなります。
さて、気を取り直して山を下りお昼ごはん。
ボリューム満点で味も美味しかったです。
福島県南会津郡南会津町田島北下原甲 付近の雰囲気ある定食屋さんでした。
興味ある方はぜひ探してみてください。
いざ出発・・・のところでまさかの雨。
テルテルくん(テル坊)、痛恨の2敗目。
しかし、テル坊もやる気になったのか、カッパを着込み出発するもすぐに晴れ、脱ぐ脱がないの判断に迷いながら結局止まらずに次の林道に到着。
気持ちのよいダート50km!!・・・・・と思いきやここでまさかの
崩落によりUターン。
仕舞いには雨も降り出し、ハードな山降りとなりました。
結果、下山してからもシトシト雨は続きましたが、晴れとはまた違った景色を覗かせていました。
『こんな景色も見れるなら、たまには雨でも良いね』
なんて、言ったかは分かりませんが、この楽しそうな店長を見て頂けたら、雰囲気が伝わるのではないでしょうか。
宿に着いた面々は余計なことを一切せず、温泉⇒食事⇒就寝。
夜の酒盛り無しで22時にはぐっすり眠ってしまいました。(無論私はもっと早く落ちております)
2日目。
全国的に晴れ。しかし梅雨明けは明日・・・といった煮え切らない天気予報を覆すがごとく、この日の天気は快晴!
テル坊も心なしか微笑み度が増している気がしました。
・・・置いて行かれないようにさっさと出発しよう。
気持ちのよい農道を駆け抜け
山を駆け上がります。
最初の林道は少し短め。赤土ベースで砂利少な目の肩慣らしに丁度よい林道でした。
登った山は下らなくてなりません。
オフツーの楽しみはダートだけではありません。
軽快は車体で走る降りの山道は爽快です。
昔からオフからオンへ行った選手は上手だ等といわれますが、それがよく分かります。
バイクを上手に走らせる、それは言い換えればバイクの状態を的確に把握するということ。
そのバイクは名刺2枚程度の面積でタイヤを介し、地面と接しています。
タイヤが地面をしっかり捉える。もしくは滑る。
極論はその2つが的確に把握できることがバイク乗りの命題だと言える、と私は思います。
軽さ故に状態が把握しやすく、更にアスファルトでは滑りやすいタイヤを着けているオフロードバイクはそれらの感覚を養うに最適です。
オンロードバイクで林道は大変ですが、オフロードバイクで峠遊びはきっと楽しい筈です。
・・・閑話休題。
こう見るとあまり変わり映えしないのですが、2本目の林道は少し深めの砂利が特徴の見通しのよい道でした。
深い砂利は恐れることなくアクセルON。
それができないとしても、フロント加重だけはNGです。
簡単にハンドルを持っていかれます。
テネレのような重量級は特にそうです。リアが滑らないギリギリで登っていきましょう。
高いギヤでパルス感を利かせる?走り方も適当です。
登りきっても未だ快晴。テル坊もご満悦。
きっと参加者の最高年齢聞いたらみんな驚くだろうなぁ・・というレベルで下山もハイペース。
途中併走した小川の涼しさに癒されつつ
すこし遅めの昼食を食べ、この旅最後の林道へ。
屈指の砂林道として有名なここ。
油断すると右側が何もなかったりと、少々スリリングではあるが、辛いだけでない楽しい林道でした。
高低差がキツくない事もひとつのポイントかも。
旅慣れたおじ様方には、脱帽です。の図を張っておきますね。
大きな怪我、事故なく帰ってこれました。
この後、伊香保の渋滞とかその他諸々大変でしたがそれでも、労感より満足感が勝る、良いツーリングだったと思います。
今後は、お店として『土の上が楽しい』イベントを提案していけたらな、と強く思っています。(私は!)
ぜひこの機会に"土の上"に慣れて頂き、バイクライフの幅を広げて頂けたらと思っています。
やまぐち
※合間の与太話は個人の見解ですので、お店に問い合わせないでください。貴重なご意見有りましたら、是非 やまぐち までお願い致します。
あと、毎度この駄文を最後までお読み頂き、誠に有難うございます。