XT1200Z Super Ténéré

1989年ヤマハ水冷並列ビックツインのルーツになったエンジンを搭載し、本格アドベンチャーツーリングモデルとしてデビューしたXTZ750 スーパーテネレ。

当時、パリ・ダカールラリー(現ダカール・ラリー)では、この市販車ベースのXTZ750スーパーテネレが大活躍。この影響もあり、当時ヨーロッパを中心に世界中で人気を得ました。この評価の高かったこのビックツインエンジンは、その後、TDM850、TRX850、TDM900と進化しながら受け継がれましたが、スーパーテネレ自身の進化は止まっていました。そして、しばらくヤマハのラインナップに本格アドベンチャーモデルに位置するバイクは存在していなかったのです。

しかし、ここ数年、再び世界中でアドベンチャーモデルの人気やニーズが高まったことにより、そのスーパーテネレの名を継ぐ後継モデルがXT1200Z スーパーテネレとして2010年ヤマハの最新技術を身にまとって復活しました。

2014年モデル以降は、エンジンのパワーアップに加え、工具を使わず4段階の高さ調節が可能な新型スクリーン採用、各種装備も充実。更に、電子制御サスやグリップヒーター、リアキャリア、メインスタンド、アシストグリップを装備したお得な上級グレード、XT1200ZEもラインナップされています。2014年モデルは、エンジンのパワーアップに加え、工具を使わず4段階の高さ調節が可能な新型スクリーン採用、各種装備も更に充実。尚、電子制御サスやグリップヒーター、リアキャリア、メインスタンド、アシストグリップを装備したお得な上級グレード、XT1200ZEもラインナップされています。

さぁ!スーパーテネレに乗ってアドベンチャーツーリングに出かけましょう!

店長 大場の袖ヶ森フォレストレースウェイサーキット走行レポート

このパワー感ならどこでも楽しめる?! 扱いやすくジェントルな特性を持つ新型ビッグツインエンジン

スーパーテネレが積むヤマハ並列二気筒のビックツインエンジンの良い所は、低速で走っていてもストレスを感じず楽しく、いざという時には4気筒は異なる別の豪快な加速を味わえる点にあります。TDM900と同じ270°クランクを採用している為、走り出すと一瞬、TDMのボアアップ発展版?という感は若干ありますが、決してそれだけではありません。

完全ブランニューとなったコンパクトエンジンと調教されたインジェクションのセッティングによりレスポンスとトルク感がマッチし、回すほどにぶ厚いトルクに身を任せた豪快な加速感を味合わせてくれます。また、TDM900に比べ排気量が上がっているにも関わらず、何速に入っていてもエンジンのピックアップも鋭く、新たに採用されたシャフトドライブとの相性も良好で、トルク配分の調整がうまく作用しているのか、ビックツインエンジン特有のネガな部分は感じにくくなっています。この様な特性をもっていながら、調教されたエンジンは、もっと回せ!回せ!とライダーを急かす事もありません。

今の技術があれば、もっと排気量を上げたり、より高出力化する事は、どのバイクメーカでも可能だと思いますが、砂利道、コンクリート道路でないところでもライダーを怖がらせず、楽しみながら走るシチュエーションを考えた際、有り余るパワーは時として恐怖を感じさせるものです。また、ガソリンタンクの容量は 23L。平均の燃費が18〜22kmとの事なので、一回の給油で400km以上の走行も可能という事になります。燃費とパワーのバランスを考えると、この 110PSのパワーと1200ccベストは今考えられるベストな排気量と感じました。

フリー走行ではなかった為に、D-Modeを細かく操作してといった操作は体験できませんでしたが、正直、ダート走行などハードな走行をしない限り、ストリートではあまりこのD-Modeを使う必要は感じませんでした。また、ヤマハの車種の中では90年代に発売されたDT230ランツァ以来、久しぶりに採用されたトラクションコントロールですが、こちらも本来の性能は体験できませんでした。しかし、このスーパーテネレのパワー特性を考えると、よほど危険な状況にならない限り、このトラクションコントロールの恩恵を感じるのは難しいかもしれないと感じました。

ブレーキについては、試しにわざと強引にABSを効かせてみました。今までのヤマハのモデルに装着されていたABSは比較的にキックバックをわざと伝える傾向にありましたが、このスーパーテネレに搭載されているABSはロックしている感覚はわずかにあるものの、セッティングがより進化している為か、ライダーに安心してにABSの効果を伝えられる様になっていると感じられました。

これらの装備により先行する海外メーカーのライバル達とも十分に張り合える動力性能を与えられています。さらに2011年入荷モデルはファーストエディションの特別仕様で、左右のサイドバック、スキットーガードを装備した充実装備となっています。

素直なハンドリングと動きの良いサス

ハンドリングは本当に素直の一言。ハンドリングのヤマハと昔から言われてきましたが、この流れは今も健在。このスーパーテネレにもその流れがしっかりと引き継がれており、走り出してすぐに人間が車体に自然に馴染んでいく感じでした。そして、よく動くサスも絶品!そのお陰もあり、試乗したサーキットでは緊張せず、安心して思い切りコーナリングする事ができました。このサスペンションは、調整機能に優れており、高速走行、ストリート、タンデム走行など、走りのシーン・状況に合わせてセッティング、調整が比較的簡単に行えるので、セッティングによる走りの変化も感じやすくなっています。

特にタンデム走行の際には工具を使ってワンタッチでタンデム走行モードに切り替えられるため、ハンドリングを大きくスポイルされる事もなく、安定した走りをする事が可能です。タンデムシートも肉厚である事から、タンデムライダーも疲れにくくなっている様です。

デカイ見た目。しかし、ビビる必要はまったくなし

車体を見ると確か重量感があり大柄に見えます。ですが、エンジンが計量コンパクトになった事、それに伴いエンジンの搭載位置のバランスがよくなった為か、排気量の小さなTDM900より、取り回しはかえってしやすい様に感じました。また、シートに跨がると、思った以上にサスが沈み込むので、足つき性も見た目以上に良く、身長が170cm前後あれば、足つき性の事を気にせずお乗りいただけると思います。足つき性が心配な方には、オプションの35mm Lowポジションシートに変更すれば、さらに安定した足つき性が確保できるので安心です。ハンドルの位置も目の前のタンクは大きく感じますが遠くには感じません。

冒険の旅に出たくなるスーパーテネレ

スーパーテネレは見た目通り、いろいろなバイクシーンを楽しみたいというニーズに向いていると思います。飛ばさなくても、十分に早さを感じられるため、乗っていて常に楽しく走れる。いざとなれば、どこにでも入っていけそうなワイルドな雰囲気が魅力のバイクです。ですが、走りはあくまでもストリート重視。タイヤも基本的にロードタイヤですので、本格オフローダーが入って行くようなハードな林道ツーリングには向いてはいないので注意は必要です。

プロテクション効果も見た目以上に高いので疲れにくく、高速道路では同じヤマハのツーリングモデルのFJR1300に近い巡航性能も持ち合わせています。それでも4気筒の特性が好きで、とにかく楽に高速走行を楽しみたいという方にはヤマハ車ならFJR1300の方が向いているかもしれませんが、このスーパーテネレならツーリング途中、突然、砂利道が出現し、一般的には入るのを躊躇する場面においても、臆する事無く進入していけるという安心感・機動力を持ち合わせています。これは、他のモデルにないアドバンテージです。

ヤマハが久しぶりに提案する本格的なアドベンチャー。特にヤマハ並列ビックツインの特性が好きな人には、この生まれ変わったエンジンの進化を感じていただくと共に、ヤマハ本気の本格アドベンチャーの雰囲気をたっぷりと味わっていただきたいですね。

今までと異なるバイクの楽しみ方に気づかせてくれるスーパーテネレ

今乗っているバイク。今まで満足していた部分がしっくり来ない。思い通りに楽しめなくなった。乗っているバイクに愛着はあっても、加齢や環境と共にバイクに対する要望、ニーズは確実に変化していきます。例えば、目や心だけはスーパースポーツに乗っていたい!乗り続けるぞ!と思っても、いざ乗ると予想以上に疲れたり、疲れやすかったりしてかえってストレスに繋がり、バイクに乗るのが億劫になる… そんな思いが頭をよぎることはあると思います。

ほんの少し気持ちを切り替えるだけで、バイクが別の世界に連れて行ってくれる事に気づいてほしい。そんな思いを、このスーパーテネレは投げかけてきます。

どこにでも行きたくなる、じっくり付き合える相棒をお探しなら、この新しいXT1200Z スーパーテネレは貴方に新しいバイクの楽しみ方を広げてくれるかもしれません。

カラーリング

ディープパープリッシュブルーメタリックC

マットダークグレーメタリック6

主要諸元

全長×全幅×全高 2,255mm×980mm×1,410mm
シート高 アジャスタブル845〜870mm(※オプションにてローダウンシート有)
軸間距離 1,540mm
車両重量 257kg ※ZE 265kg
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 並列2気筒
総排気量 1,199cm3
内径×行程 98.0mm×79.5mm
圧縮比 11.0:1
最高出力 82.4kW(112PS)/7,250r/min
最大トルク 117.0N・m(11.9kgf・m)/6,000r/min
始動方式 セル式
燃料タンク容量 23L
燃料供給 燃料噴射式(ツインインジェクター)
タイヤサイズ(前/後) 110/80R-19MC (59V) / 150/70R-17MC (69V)

価格

プレスト参考小売価格:
[XT1200ZE] 1,630,000円 + 税

  • 入荷時期:2017年7月上旬〜
  • YSP川口オリジナル盗難保険 1年間:22,950円

お支払いプラン

YSPスペシャルローン まずは3年、乗ってみませんか?

2017年
XT1200Z ZE
メーカー希望小売本体価格 1,760,400円(税込)
据置残価810,000円の場合

  頭金300,000円の場合 頭金無しの場合
初回支払い金額 15,212円 25,602円
2〜36回支払い金額 13,500円 22,300円
ボーナス月加算 50,000円×6 50,000円×6
  • 最終回(37回目)のお支払い前に、車両返却、又は、購入店にて新車へ乗換えるプランを選ばれた場合には、基本的に最終回のお支払いの必要はありません。継続して乗られるプランを選ばれた場合には、37回目のお支払い(810,000円)が必要となりますが、残金を新規分割(ローンをお組みいただく事)として申請する可能で、継続してお乗りいただく事もできます。
  • YSPスペシャルローン実質年率は2016年4月現在の利率です。
  • このお見積りはメーカー希望小売本体価格ベースの試算です。納車についての諸費用、任意保険は含まれておりません。
  • お客様のご希望に合う、より具体的な支払プランはYSP川口にご相談ください。

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